最近は全く見かけなくなりましたが、温泉や旅館などでよく見る、捺染(なっせん)タオルの捺染部分をカラーアクリル糸で織って表現した”アクリル捺染“という加工方法のタオルがあります。
従来の捺染では捺染部分に使える糸色が3色程度でしたが、アクリル捺染はだいたいの色が揃っています。
捺染タオル自体の需要が減ってきているので、必然的にアクリル捺染タオルも減ってくるのは仕方ないのかもしれませんが、プリントのタオルと違い、控えめな感じで名入れやデザイン表現ができ、お湯に浸けるとしっかり柄が見えるという良いタオルです。
数は減ってもなくならないでほしいですね。