オリジナル手ぬぐい制作 神野織物「和」日記

神野織物代表 神野哲郎のオリジナル手ぬぐいについて綴るブログ

少ない枚数でも制作が可能。インクジェットプリントタオル


 

通常、印刷業者にチラシやポスターなどの印刷を依頼すると、
印刷版を作ってから、実際の紙に印刷を行います。
印刷版というのはスタンプみたいなもので、紙に印刷したいデザインを
金属などに描いてそこにインクを付けて印刷をしていきます。

プリントタオルも同じような工程をたどりますが、実際のプリント代に
加えてこの型の製作費も必要となってきます。
そのため、どうしても大量ロットでないと採算があわないので、
受注単位が大きくなってしまうことになるので、
「ちょっとグループで数十枚作りたい」といったニーズに
なかなかお応えできないというデメリットがありました。

 

このデメリットを解消するのがインクジェットプリントです。

 

インクジェットはご存知の通り、家庭で使われているパソコン用の
インクジェットプリンターと仕組みは同じで、枠を使ってプリント
するのではなく、データをもとにインクジェットの吹きつけ加工に
なるので、雑誌やチラシのような紙の印刷までとは言いませんが、
写真のようなデザインでもかなり鮮明に表現できます。

神野織物では、ハンカチサイズからバスタオルサイズまで
お好みのサイズでご希望のデザインをプリントすることができます。

またインクジェットプリント用に使われる生地は、厚手でしっかりと
したものを使用します。
これは、織りの甘い粗悪な生地を使うと綺麗に仕上がらないためです。
※わら半紙にカラー印刷しても綺麗にならないのと同じです。
なので、出来上がりの良さにはきっと満足していただけると思います。

まだまだ単価は高くなってしまうのですが、
家庭用のインクジェットプリンターがどんどん低価格で高機能、
高品質になってきていますから、いずれタオル業界向けの
インクジェットプリンターにも同様の流れが訪れると思います。

実は、タオル産地の四国今治や大阪の泉州では、後継者の問題が
非常に大きくなってきています。
染料プリントをする工場や顔料プリントをする工場では、
立ち仕事等でつらい仕事が多いのでなかなか若い従業員が入ってこない
こともあり この10年で大分プリント工場が無くなるのではないかと言
われているのです。

そうなれば、そのときには、インクジェットプリントが主流になっていると
いうことも十分あり得る話だと思います。

サークルやグループで揃えるもよし、ライブやイベントの
グッズとして使うのもよし、あるいは結婚式などの記念の品としても
安心してお使いいただけると思います。

インクジェットプリントタオルについてのご相談・お問い合わせ
・お見積もりは無料です。
どんな些細なことでも結構です。お気軽にご連絡ください。