オリジナル手ぬぐい制作 神野織物「和」日記

神野織物代表 神野哲郎のオリジナル手ぬぐいについて綴るブログ

涼し気な手ぬぐいはスーツにもバッチリ!かさ張らない手ぬぐいのおしゃれ感♪


今年も梅雨の季節がやってきましたね。

今のところ関西では、ほとんど雨が降っていないので、今年はカラ梅雨じゃないか?と言われてはいますが、
そうは言ってもこの時期独特の湿気の多さというかムシムシした嫌な感じというのは変わりません。

 

どうしても汗ばむ事が多いこの季節、大阪の街でもスーツ姿の男性がハンカチやタオルで
汗を拭きながら歩いている姿を良く見かけます。

 

汗をふくという意味では、タオルが一番のような気がします。でも、タオルはどうしてもかさばってしまいます。
それに、個人的にはスーツの人がタオルで汗を拭いている姿は、あまりスマートな感じがしません。かといってハンカチだとその大きさのためにどうしてもすぐに使えなくなってしまいます。

 

前にも書きましたが、私はぜひこの時期に手ぬぐいをおすすめしたいと思います。

手ぬぐいなら、タオルなみの面積がありますし、ハンカチ以上に水を吸い取ります。
それに折りたたんでしまえば、ポケットやカバンに入れてもかさばりません。

それに何より柄を楽しむことが出来ます。
梅雨の時期なら、カエル、カサ、長靴、でんでん虫、てるてる坊主などはいかがでしょうか?

 

元々私たち日本人は四季を楽しむという習慣があります。

生活の中で使われる小物にもちょっとした柄や色合いを使うことで、季節感を味わってきました。春なら桜や梅、夏なら花火やスイカや金魚、秋なら赤トンボや紅葉、冬なら雪やツバキ。

色合いも季節季節で変えていくことで更にその味わいを深めてきました。
濃い藍色や薄い水色、赤やピンクなどタオルやハンカチでは出せないような和のテイストを使いこなしてきました。

 

こういったちょっとした工夫が手ぬぐいを、単に汗をふくだけの布キレではなく、日本人として、季節の移り変わりを感じ、
季節を楽しむことを上手に生活に取り入れる粋なオシャレアイテムとして確立させているのです。

 

私自身、人前でさりげなく手ぬぐいを使う度に

「俺って粋やなあ~」とわりといい気分になります。(笑)

 

世の中がどう移り変わろうが、梅雨はやってきます。

「雨ばかりだし、蒸し暑いし、ジメジメするし、 なんか毎日気が重くなるなあ・・・・」

 

そう感じて毎日を過ごすよりも、こういったちょっとしたオシャレを楽しむ事で梅雨もまた違った気分で送ることが出来ます。

「日本のビジネスマンはみんな手ぬぐいを使っている」なんてことになったら、それはそれで素敵じゃないかなあなんて思いませんか?