創業明治32年。手ぬぐいを作り続けて120年。
老舗手ぬぐい問屋5代目が語る手ぬぐいを作る上でのワンポイントアドバイス!これをしていきたいと思います。
今日はオリジナルの手ぬぐいを作る方法について説明したいと思います。
手ぬぐいをオリジナルで作る方法はそんなに沢山あるものでないので簡単です。ただそれぞれに特徴があります。オリジナルの手ぬぐいを作る方法としては、大きく分けて3つあります。
1つは、本染め(=注染)と言う方法です。
2つ目は、反応染料を使った手捺染という作り方。
3つ目は、プリントという方法です。
本染め
本染め(=注染)というのは、生地に染料を直接注いで色を付けていく方法です。この技法は江戸時代から使われていました。1枚づつ作るのではなく20枚程度を束ねた手ぬぐいにやかんのようなもので染料を注いで染めます。この時、糊で土手を作り染料が流れないようにして柄を出します。
手仕事によるところが多く、1枚づつ表情が違うのも特徴です。
しかし、大量生産には向かないという事も言えます。
手捺染
次の方法として「手捺染」(てなせん)と言う方法があります。
これは1枚ずつ刷毛で柄をつけていく方法です。
本染(=注染)より細かいデザインも表現することが可能ですが1枚ずつ染めていくため時間が必要なため高価になってきます。
プリント
そして最後にプリントと言う方法です。
この方法はまだ歴史も浅く、どんなデザインも表現が可能な技法です。プリントには染料プリントと顔料プリントと言う2種類のプリント方法があります
染料プリント
染料プリントとは生地の中まで、ある程度染料を染み込ませるプリントの方法で本染め(=注染)よりインクの裏通りはしませんが80%以上は裏までしみ込んでいます。
顔料プリント
一方、顔料プリントは手ぬぐいの生地の表面にインクをのせて柄を表現します。インクを載せると言う事は、生地の中までインクが入って行きません。表面だけにインクが残った感じとなるので、裏表はハッキリします。
それぞれの出来上がりの特徴
柔らかさや手触り
本染め(=注染)>手なせん>染料プリント>顔料プリント
吸水性
本染め(=注染)≧手なせん>染料プリント>顔料プリント
思い通りのデザイン性
顔料プリント≧染料プリント>手なせん≧本染め(=注染)
細い線の再現性
顔料プリント≧染料プリント>手なせん>本染め(=注染)
納期
顔料プリント>染料プリント>本染め(=注染)>手なせん
価格
手なせん≧本染め(=注染)>染料プリント>顔料プリント
といったところです。
どの作り方が、自分のデザインに一番適しているか?は自分で判断するのは難しいと思います。
神野織物にお電話いただくのが間違いない方法です。手ぬぐいを作るにあたって何を一番優先したいのか?
価格なのか?手触りなのか?納期なのか?
その辺りをちゃんとお伝えいただくと1番良い方法をお伝えすることが可能です。
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