from 神野哲郎
お友達のKさんと話をしていて、手術の話題になりました。
内容的にはKさんのお母さんと、Kさんご自身の手術体験談。
まずはお母さんのことなのですが、昨年急に体調が悪くなり、救急車で搬送されたんだそうです。搬送された病院で検査を受けたところ、心臓の冠動脈が詰まっていると。
たまたま当直医がカテーテルの出来るドクターだったらしく、緊急カテーテル手術となりおよそ1時間ほどで無事終了。手術も成功で一命をとりとめたとのことです。
もうひとつの話はKさんご自身。
ある日の夜、パソコンをしていると右目の前に何やら糸くずのようなものが見える。
「ん?ゴミでも入ったかな?」と思ってこすってみても取れない。目を洗っても取れない。
ちょっと気にはなったそうですが、夜遅かったこともありそのまま寝ることに。ところが、次の日になっても同じ。その日が日曜だったので病院にも行けずそのまますごしていると翌月曜日にはゴマのような点が視界の中で上から下へザーッと流れているように見えます。
さすがに「ヤバイかも」と思ったKさん、病院にいったところ「網膜穿孔」と診断されます。網膜に穴が開いて出欠しているのだと。ゴマは血がそのように見えてたらしいです。
でもそれよりもびっくりしたのは、その場で手術になったそうなんです。
内容的にはレーザー光線を照射して傷口をふさぐというものだったそうです。
所要時間は約10分。
その後は何事もなかったように普通に生活できていると言っていました。
この話をしていてお互い共通の思いを持ったのが
「医学の進歩ってすごいなー!」
ということ。
だって、検査してすぐ手術出来るんだもん。しかも時間も短いし、患者の体に対する負担もすごく少ない。
一昔前ならこういった手術は大事になっていたと思います。
Kさんのお母さんはカテーテルがなかったら、もしかしたらもっと苦しんでいたかもしれないし、最悪の場合命を落としていたかも知れない。
Kさんにしてもドクターの話では、「もう少しで完全に網膜剥離になっていた」そうで、もしそうなっていたら更に大きな手術と入院が必要になるところでした。
(今回Kさんはそのまま日帰りで特に薬も出ていないそうです)
そういえば歯医者も昔に比べて痛みがないですね。
これはすべて「患者にとって良い方法」。
つまりカスタマーファースト。我々モノづくりに携わる人間もこの気持ちを忘れてはいけないなあと思ったのです。
データを入稿を頂いた時点で そのまま工場に委託するのではなく線の太さ等ちゃんと表現できるデザインかどうかを検品して入稿するのは当たり前のことですが、もう一歩踏み込んで 色を替えることで綺麗に表現できるとか・・ちょっとデザインを変えるだけでもう少し安く仕上げる方法があるとかをお知らせするとか・・・
出来上がってきた商品に対しても 検品してお客さんの希望通りの商品として出来上がってるかどうかをプロの目から調べるようにするとか・・・
当たり前のことのようですが、いつも心がけていないと なかなかスムーズにはいかないものです。
折角オリジナルで作るのですから プロとしていい仕事をして
「いいものを作ってくれた♪良かったな~」と、言われたいものです。
※お客様の声https://www.e-kanno.com/voice.html
神野織物ではこのような“感謝される会社”を目指します!!