from 神野哲郎
少し前のことなのですが、スクールカウンセラーをしている人と話をする機会がありました。
そこで「へーそうなんや」と思うことがあったので報告です。
そのスクールカウンセラーさんは、中学生や高校生の悩みを聞いているそうなのですが、子どもたちの話を聞いていて、びっくりすることがよくあるんだそうです。
例えば、悩みを抱えた子の相談に乗っているときに
「そういうことって友達に相談したり、話を聞いてもらったりしないの?」
と聞くと、
「そんなこと友達には言えない!」と言う子がいるんだそうです。
私たち世代というか、普通悩みを相談するのは親でも学校の先生でもなく友達やろってそう思っていましたが、決してそうでない子もいるみたいなのです。。
まずこれを聞いてもびっくりなのですが
では、「なぜ 友達には相談できないのか?」と理由を聞いたところ、
その理由に もっとびっくりなのです。
「友達は仲良くするものであって、そんな気まずくなるようなことを話すような関係ではない」・・・・んだそうです。
「じゃあ、誰に相談するの?」と聞くと「ネットで知り合った人」だとか。
顔が見えない分、本音を言い合える(と思っている)らしいです。
これ、本気でそう考えているとしたら、怖い話やなあと思いました。
だって、本当に親しくしていて、顔も突き合せている人よりも、顔も見たことがなく、本当のことを言っているかどうかもわからないネット上の人を信用しているんですから。
めっちゃ危なっかしい話です。
携帯やインターネットの普及で、コミュニケーションの取り方は大幅に変わりました。
それこそネットビジネスだと一度も顔を会わせることなく、商売が成立します。
良いとか悪いとかではなく、今の時代仕方がないことだし、それに合わせていかなければいけない部分もあります。
神野織物もインターネットでお問い合わせ頂くことが多いですが、最後はやっぱり人と人やと思っています。
そういえばお客さんから
「他のお店で作ろうと思っていたが、対応がそっけなかったので止めた」とか
「他では値段のことばかりで、色々なオリジナル品の作り方を提案してもらえなかった。」
など、ちゃんと話をすればわかるようなことが コミュニケーション不足でクレームになるということが多いと思います。
顔を会わせて商売をさせていただく。それが無理ならなるべく電話で声のやりとりをする。やっぱり直接顔を会わせたり、声を聞くことでわかることも多いですし、信頼関係もしっかりできると思います。
神野織物ではこれを心がけて接客しています。
メールはメールで便利な部分はあります。LINEやツイッターもそうでしょう。
でも「それがコミュニケーションの基本的な姿」になるというのは違う気がします。
会話が出来ない若者が増えているという話もよく聞きますが、こういうところに原因があるのかなと思う出来事でした。
PS 自分の欲しいタオルや手ぬぐいはどうやったら実現できるか?どんな作り方があるんだろうか?価格は?初めてオリジナルのタオルや手ぬぐいを作るときは心配な物です。
解らないことがありましたらメールではなく、フリーダイヤルからお問い合わせください。これが一番早いですよ♪
フリーダイヤル 0120-941-011