from 神野哲郎
吹田1Fの事務所から
以前、神野織物で手ぬぐいを作って頂いたお客さんから、こんなお便りを頂いたことが有ります。
「手ぬぐいを注文したら ちゃんと柄が出るように折りたたんで袋に入れて納品してくれた」
「綺麗に梱包して送ってくれた」
嬉しいことです。
普通は、手ぬぐいは半分にたたんで また半分にたたみ そしてこれを三つ折にして袋に入れます。
この方法でも綺麗に柄が出ることも有りますが、そこがうまくいかないのがデザインされた手ぬぐいです。
ちゃんとデザインが普通にたたむと、折角柄がデザインされているのに真白の面しかでないことも有ります。
これを、柄がうまく出るように考えて折りたたんで袋に入れています。
このようにタタンで欲しいって指定があるのは良いのですが、何の指定もない場合は大変です。
そこで、内職のおじさんの出番です。
「こうやったらエエかな~」なんて 納品された商品を前にして考えています。
ウロウロしている営業の何人かを捕まえては、このタタミ方でいいですね~って確認をしながら、綺麗に見えるタタミ方を考えながら袋に入れているのです。
斜めに入ったデザインや生地の端の方に名前だけ入ったデザインなど・・・そのデザインに合わせて一番良い畳み方を考えているのです。
この段階で、一番いいタタミ方を決めておかないと何人もいてる内職さんに上手く伝わりません。
それぞれが違うタタミ方をすると折角の手ぬぐいが台無しです。
タオルでも同じです。
タオルの方は、かさばるのであんまり思うようには畳めませんが それでもなんとか一番綺麗に柄が出る畳み方はないものかと考えているのです。
そして最後の出荷です。
出荷担当の者は、一個一個が個人のお客さんに届くというのを考えて丁寧に梱包しています。
私が見ても几帳面に入れてるな~って感心するくらいです。
でも、どうしても出荷時にはこうして欲しいとか タタミ付けの際にはここを出して欲しいッて時には声をかけてください。
たたむときに注意したら良いだけですから簡単です。
気をつけるだけですから費用の掛からない分にには無料です。
遠慮無く言ってくださいね♪
PS 今日はウチの社員の自慢話でした。
来週もマメにアップしますのでよろしくお願いします。