今度は乾燥しなければなりません。
先日紹介したこの洗いの工程・・・生地についた糊をきれい に洗い落とす工程ですがホント水をたくさん使います。
ここで洗ったあと大きな脱水機であらかたの水分を落として乾燥へと移ります。
スクリーンのプリントの 場合では溶剤を使うこともあって強制的に温風で乾かしますが本染めの場合はシンナー系の溶剤も使いませんのでそのまま乾かします。
これが乾燥しているところです。
手ぬぐいの乾燥
その他の注染手ぬぐい製作工程の動画は本染め手ぬぐいのページをご覧ください。
一般的な染工場ではこのように天井から垂らして乾燥します。天井は高く高所恐怖症の私は無理ですが・・・職人さんたちは天井にかけた柱に一枚づつ垂らして乾かします。
こ の時 天気が良いとすぐ乾くのですが 雨だとなかなか乾きにくく・・・納期は天候に左右されます。
このあと 半乾きの状態で整理の工程に入ります。ここではシワを無くすために生地を伸ばして一枚づつカットしていきます。
なので半乾きじゃないとシワが伸びないのです。
ホント手作りですね。