先日心理カウンセラーをしている知人から面白い話を聞いたのでシェアします。
人間って動物の中では本当に弱い存在ですよね?強い力があるわけでもないし、
するどい牙や爪をもっているわけでもありません。
ましてや翼をもっていて空を飛べたり、水の中を自由に泳ぐことが出来たり、
すごい速さで草原を走れたり、自分の身長の何倍もの高さをジャンプすること
も出来ません。おそらく大自然の中に放り出されたら、生き残ることも出来ない
くらい弱い存在でしょう。
そんな弱っちい人間が、なぜこうやって生きながらえてきて、地球上で唯一と
言っていいくらいの進化を遂げてこれたのでしょうか?
それは、人間が唯一「社会」を作ったからなんだそうです。人間社会には
共存共栄の考えがあり、個人それぞれが自分の役割を果たすことで他人に
貢献しています。人間は「所属し、貢献する」ことで生き延びてきたという
わけなんですね。そのため、私たち人間は「所属する欲求」というのが
とても強い生き物なんだそうです。
そこでこの話がどうタオルや手ぬぐいと結びつくのか?
ということなのですが、神野織物でオリジナルでタオルや手ぬぐいを作ってくださるお客様
には、学校のクラブであったり、地域社会のサークルといった、グループで一緒
のタオルを作るという目的でご注文してくださる方が多数いらっしゃいます。
その方々にお話を聞くと、
「タオルを作ろう!という話が出たときから、みんなですごく盛り上がりました」
とか
「デザイン案をみんなで考えていたら前よりもコミュニケーションが良くなりました」
と、嬉しいことを仰って頂きます。
また、新しく剣道クラブに加入された方がてぬぐいが手元に届いたときに
「これでやっと仲間になれたという安心感が生まれました」
ということもおっしゃっていたとも聞きました。
もしこれがありふれた無地のタオルであったり、どこかのブランドロゴの入ったタオルだったら、
こういった一体感やコミュニケーション、そして所属しているという安心感が生まれたでしょうか?
オリジナルの製品は、それを手にするメンバー全員の人生をハッピーにすることが出来る最強
のアイテムです。
もしあなたの所属しているチームやグループが今一つ盛り上がりに欠けていたり、
コミュニケーションが薄いと感じていらっしゃるのであれば、ぜひオリジナルのタオルや手ぬぐい
の制作をおすすめします。