ついに決まりましたね!2020年東京オリンピック・パラリンピック開催!
なかなか景気の良い話が無い中で、久しぶりに日本中が沸いたんじゃないでしょうか?
オリンピックとなると当然日本選手の活躍に多くの感動や元気、
そして努力の大切さを与えてもらうということもありますが、やはり経済効果といった
側面が気になるところですね。
招致委員会の試算によると、東京オリンピック・パラリンピックがもたらす経済効果は
およそ3兆円、民間の調査機関によると150兆円とも言われています。
この中には、これからの7年間で行われるインフラ整備によるものも含まれていますが、
なんといっても世界各国から日本を訪れる観光客による経済効果もかなりのものになると思います。
実は日本を訪れる外国人観光客に人気の土産物として「手ぬぐい」や「風呂敷」といった和風の物があります。
これは「着物が欲しいけど、高いから手軽なもので」という意見も多いようですが、
確かに手軽な価格ですし、かさばらず重くもないので土産物にはもってこいでしょう。
しかも実際に実用するというよりも、観賞用として額ぶちに入れて飾るという話も何度か耳にしたことがあります。
外国人にしてみれば、自分の普段の生活に、日本の伝統的な芸術品があるという感じなのでしょうか。
たしかに手ぬぐいや風呂敷というのは日本独特な感性といいますか、雰囲気を持っているので、
実際に使うよりも飾る方が粋な感じがします。
ただ作り手としては、手ぬぐいの吸水性や保温性の良さ、風呂敷の使い勝手の良さを感じてもらい、普段の生活のアイテムとして使っていただければ尚嬉しいと思います。
特に環境問題が騒がれている現代においては、手ぬぐいや風呂敷のように、繰り返して使えるものというのはとても重要なポイントではないでしょうか。
おそらくオリンピックのころには、記念グッズとしてオリンピックにちなんだオリジナル
プリントの手ぬぐいなどが数多く作られると思います。
それにより業界全体にも活気があふれてくれるんじゃないかと期待もしていますし、オリンピックを機に、世界中に日本の伝統的な技術が伝わればこの上ない喜びです。
オリンピックまであと7年。どんなドラマが待ち受けているのか、
そしてどれだけ多くの外国人の方が手ぬぐいを買ってくれるのか、とても楽しみです。