rom 神野哲郎
久しぶりに感動しました!
ニューヨーク・ヤンキースに去年まで在籍していた黒田が、広島東洋カープに今年移籍したのです。
メジャーに移籍してからも活躍し続け、今年は20億のオファーも出ていたと聞いています。
それを蹴ってまでの日本復帰。しかも古巣広島。
広島の提示額は年棒4億円(+出来高)。
メジャー球団とは16億円も開きがあります。
あまりにすごい金額なので、ピンと来ない感じもありますが、20万円もらえるはずの給料が4万円しかないと考えると 「それはえらいこっちゃ!」という気がしますよねー。
なぜ黒田はそこまでして日本球界復帰に踏み切ったのか?
その理由は「体が動くうちに日本でやりたかった」からだそうです。
引退間際の力が落ちた状態ではなく、まだメジャーの第一線で活躍できるポテンシャルのままで日本で投げたい。
それは黒田なりの日本球界への思いが込められているのでしょう。
ではなぜ広島なのか?
お金のことを言えば、もしかしたら他の球団の方が出してくれたかも知れません。
巨人なんて間違いなくびっくりするような金額を提示したはずです。
でも黒田は広島を選びました。
古巣だからということもあるでしょうか、それ以上に広島という球団がずーっと黒田にラブコールを送っていたからだそうです。
メジャーで活躍している間も、広島はオファーし続けたと言います。
もちろん条件面ではメジャー球団にはかないません。
それでも頑張り続けたそうです。そして黒田が着けていた背番号「15」も黒田がいつ戻ってきてもいいように、ずっと空き番にして待っていたようです。
これに答えた黒田の男気が今評価されていますが、私は広島もエライと思います。
ほんまにアッパレです!
自分はどうなんやろ?って考えてみると、
「こんな納期じゃ難しいな・・・」
「この条件ではやったら損するし あかんな・・・」
って断っている仕事がたくさんあるように思います。
でもそこであきらめるのか、あきらめないのか。
もしかするとその差は、後々物凄い結果の違いを生むかも知れません。
結果とスピードが優先される現代ビジネスではありますが、
ときには広島のように、信じて粘り強くチャレンジし続ける、そういうアナログ的なアプローチも必要なんだと思います。
そしてビジネスは決してお金や条件だけでない。心が震えればそれに答えてくれることもあるという事をを黒田と広島から教わったのです。
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