タオルの名称ですが、タオル屋さん特有の呼び方もありますので注意が必要です。
まずこちらの画像を見てください。
この絵はフェイスタオルのイラストです。
あまり細かくても意味がありませんので大まかなところを書いています。
一つ一つ説明いたします。
動画で説明
パイル地とシャーリング地について
これはタオル本体の表面の状態を言います。
パイル地とシャーリング地があります。
イラストではパイル地と書いている部分です。
この部分がパイルの物とシャーリングの物があるという事です。
タオルはタオル織機から織り上がったときはパイル生地ですが、シャーリング工場でパイルの頭部分をカットしてシャーリング生地を作ります。
これは、タオルにプリントするのに適した生地にするために必要な工程です。
シャーリング生地はイラストのようにパイルの頭部分をカットするので、プリントした時に余分なインクがループ部分に溜まらず、ザラザラ感が少なく手触りが良くなります。
そのためシャーリング生地を使います。
※パイル生地にプリントすることも可能です。シャーリング生地にする工程が省かれるので若干安く出来上がります。
糸
一般的なタオルで使う糸番手(糸の太さのこと)は「20(ニマル)」「30(サンマル)」「40(ヨンマル)」を使う事が多いです。
綿糸の場合、小さい数ほど糸が太くなります。
大きい数ほど細い糸になり触った感じ柔らかくなります。
この綿糸を「たて糸」と「よこ糸」にそして「パイル」を織り上げていきます。
この3種類の糸を機械にセットして織り上げてタオルを作っていきます。
タオルは縦方向(長い方)に織り上げていきます。
そのため縦方向の長さは、ある程度自由に作る事も可能です。
ミミ
タオルの長い方の端の部分の事をミミと言います。
機械の横幅は2メートル近くあるため、幅35センチ程度のタオルを作るには何列も一度に作ります。
出来上がったタオルの左右を規定通りのサイズに切った後た後、ほつれない様にきれいに処理をしています。
ヘム
タオルの短い部分の折り返しの所の名称です。
ほつれない様に3回くらい巻き込んでいます。
この巻き込んだ所に洗濯表示や原産地を入れたネームを挟みこんでいます。
これはパイル部分と異なり平織り(パイルではない)で作ります。
この部分だけを縫製する、ヘム屋さんという工場もあります。
タオルは、タオル工場だけで完成するのではなく分業で作られることが一般的です。
タオル工場は織機でタオルを織り、その後シャーリング加工工場→プリント屋さん→ヘム屋さん→袋入れ屋さん等を経由して工場からの出荷となります。
タオル工場だけで完成するのでは無いので、それぞれの工場の都合もあり納期がその都度変わってきます。
まとめ
今回は、タオルの各部位について解説してきました。
糸番手など聞きなれない言葉も多かったと思いますが、ぜひこの機会にタオルについての知識を深めてみてください。
神野織物ではお電話、メール以外にLINEでもお問い合わせが可能です。友達追加してお気軽にご相談ください。
0120-941-011営業:9時~18時(土日祝除く)
◯カンノタオル https://lp-towel.e-kanno.com/
◯facebook URL http://www.facebook.com/kanno.jp
●オリジナルタオル制作チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC5dJQi6vtxqN3jvzBtUhBeg
オリジナルタオル製作なら 神野織物(株)
住所:大阪府吹田市片山町4-33-40
私たちは、オリジナルタオル製作会社です! 業界初【ISO9001品質】取得の商社です!
創業115年の経験をもとに 全国106件の協力工場から あなたが作りたいオリジナルタオルの、デザインに合った最適な作成方法をプロの視点から親切・丁寧にアドバイスし、製作出来る会社です。