顔料プリントタオルの一番の特長はなんといってもその表現力。
色合いだけでなく、図柄や文字までパソコンのモニター上で作ったデザインを
染料プリントに比べるとある程度忠実に再現することができます。
平面の紙などに印刷するのではなく、タオルのように凹凸のあるものへの印刷
は基本的には難しいのですが、シルクスクリーンという技法を用いるため、
かなり精度の高いデザインの再現が可能になっています。
全面にプリントをして白抜きで表現する場合、染料プリントと顔料プリントの差が
はっきり出てきます。
染料プリントではインクを生地に染み込ませて柄をつけていきますが、顔料プリント
では表面にインクを載せて固着させているだけですので相当細い線でも表現が可能です。
更に顔料プリントタオルが選ばれる理由として低コストで作成することができると
いうのがあります。
染料プリントでは、プリントした後に蒸しの工程を踏み その後洗いの工程があるので
時間とコストが掛かります。顔料プリントはそれに比べてこの工程がない分 比較的
リーズナブルでご提供ができるのです。
顔料プリントはどうしてもプリント面がゴワゴワするという弱点がありましたが、
これも技術革新でインクの方も進化しているため、かなり解消されつつあります。
神野織物では、更にお得な方法で顔料プリントによるオリジナルプリントタオルをお作り
いただけるよう、「範囲制限顔料プリント」というものをおすすめしています。
この範囲制限顔料プリントは、通常の顔料プリントと工法は同じなのですが、印刷範囲指定
(天地左右生地端から約3cmずつ空ける)があるため生地の端までプリントすることは
できません。
ここで使うタオルは、アーティストのコンサートグッズなどでも使われている手触りの良い
海外製のシャーリング生地を使いますので
「価格は安いけどすぐに使えなくなる」ということはありません。
また小ロットでの制作が可能ですし、比較的納期も短くすみますのでお気軽にご注文していた
だけるアイテムだと思います。
神野織物では、薄いブルーやピンクなど5色の生地を使って範囲指定顔料プリントタオルをお作り
いただけますので、カラフルなタオルに仕上げることも出来ます。
ロゴマークや文字だけのプリントであれば、間違いなく範囲指定顔料プリントをおすすめします。
実際お客様からご注文をいただいたデザインや感想をホームページ上で公開していますので、
ぜひ参考にしてください。
また実際の製造工程を動画で紹介していますので、仕上がりの感じをつかんでいただけると思います。
こちらも一度ご覧下さいね。