from 神野哲郎
「やりたいことで成功する」みたいな話がブームになった時期がありました。
やりたいことをして、お金儲けする・・・みたいな話です。
朝メールを開けると沢山この手のメールが入っています。
好きなことをして一日20分で成功者続出!
自由に好きな事だけして寝ているだけで自動販売機みたいに入金されるとか・・・
本当に、寝てるだけで入金が有るなら・・って思ってしまいますが そんなに上手くは行きません!
たまたま、上手く行った人もいるかも知れませんが 沢山の人がってわけではないはずです。(笑)
私も、今の仕事を「やりたい」「好きなこと」と思ってやり始めたわけではありません。
私の本にも書いていますが、色んな条件が重なって「やらなければならない」ということになったというのが本当のところです。
ただ自分の経験や周りの人の話を聞いていて「確かにそうだな」と感じることがあります。
それは何かというと「やりたいこと」よりも「やらなければならないこと」をやっている人の方が仕事は続いているということです。
やりたいことだけを追求してしまう人は、それが「楽しい」とか「見返りが大きい」という理由でやり始めるんでしょうね。
この場合、楽しくないことや見返りが少ないと続けられなくなってしまいます。
実際、仕事というのは楽しくないことや見返りが思ったよりも少ないことが多々あります。
もしそこで「ああもう嫌だなあ」と思ってしまうと やっぱり続けられなくなってしまいます。
挫折って言うことですか・・
でも、「やらなければならない」という思いを持っている人は、楽しいとか好きとか見返りがあるといった下心無しで行動しています。
「お客さんにお願いされてする仕事だから・・・」という「やらなければならない」と理由があると、多少苦しくてもやり続けることができます。
神野織物では、お客さんに
「お願いだからカンノさんで作って下さい!」
って言われるようになりたいと常々思っています。
これは偉そうなことではなく 宗教でもなく、
「前に作ったことのある人に聞いたけど神野で作ったら良いのが出来た!」とか
「丁寧に対応してくれた!」とか
「思っていた以上のタオルや手ぬぐいが出来上がってきた 感激!」
なんて、沢山の方に言われたら 次も神野で作ろう!ってなるでしょう~~
なので、お客さんにリピートしてもらう、別のお客さんを紹介してもらえるような お客さんの立場に立った接客を心がけています。
そうじゃないとお客さんに「お願いされて・・・」の使命感で商品を作ることが出来ないからです。
この理由を突き詰めると、ドンドン良い会社になっていくような・・・そんな気がします。
PS 今日はちょっと偉そうなこと言ってみました。
でもホントここまで行ったら最高ですね♪
こんな会社でオリジナルタオルや手ぬぐいを作ろうとお考えの方は
フリーダイヤル 0120-941-011 まで!