from 神野哲郎
去年あたり「レジェンド」という言葉をよく目にしたと思います。
そうですね、スキージャンプ競技の葛西紀明選手です。
40歳をこえて、なお世界のトップクラスで活躍し続けて、去年のソチオリンピックでは個人銀メダル、団体銅メダルと大活躍でした。
アスリートの世界は協議に差はあるとはいえ、40歳を超えてからトップクラスで活躍し続けるというのは相当至難のワザ。
しかも葛西選手は長野のときにはメンバーに入れなかったほど もともとトップクラスとは言えない状況からのスタートやったみたいです。
その葛西選手とならんで「レジェンド」と呼ばれているのがプロ野球中日ドラゴンズの山本昌投手。今年なんと50歳のシーズンを迎えます。
昔、水島新二さんのマンガで50歳を超えたプロ野球選手の話がありました。子供心に「なんぼなんでも50超えてプロはないやろー」ってツッコミを入れていた覚えがあります。
続けることはとても難しいどころか、入ることも難しいプロの世界で しかも50歳という年齢を超えても活躍し続けることが出来る。
確かに昔と違い、コンディションを維持するための理論や方法、あるいは 器具や施設、トレーナーは豊富になったと思います。
それでも山本選手、葛西選手は「何かが違う」と言わざるを得ませんね。
他にもサッカーのキングカズこと三浦知良選手やテニスのクルム伊達公子選手も40歳を超えてまだまだ現役です。
もともとの身体能力の高さやコンディションつくりのうまさなどもあるとは思いますが、やはり「あきらめずに続けられるメンタル」がないと、ここまでモチベーションは続かないでしょう。
私の仕事もどちらかといえば古い時代の部類に入ります。
確かにタオルや手ぬぐいより使い捨てのナプキンとかティッシュなどにとって変わられる場面も増えましたし、なかなか飛躍的な進化が望めないかもしれない分野です。
でもおかげさまでこうやって生き残ってこれているのは、小さな改良を常にやり続けているからだと思います。
明治時代の創業当時は、着物が当たり前の時期でしたので生地の反物を中心に商いしていました。
その後、高度成長期の昭和30年台にはタオルを中心に扱い地方の2次問屋さんへ工場から仕入れたタオルを送って商売していましたが、今では、オリジナルタオルやオリジナル手ぬぐいの別注品が中心の業態へ変化しています。
こんな小さな会社でも こういった時代に合った小さな改善の繰り返しをしています。
お得意先が求めているものを 綿製品から大きくそれず 改善と新しい商材を探しながら運営しているのが神野織物です。
山本選手や葛西選手、キングカズ、伊達公子選手も目には見えない改善を数多くしていると思います。
「現状にあぐらをかかず、常にチャレンジする」
長く活躍できる秘訣はこの あたりにありそうです。
PS で、オリジナルタオルやオリジナル手ぬぐいのご相談が有りましたら
フリーダイヤル 0120-941-011 までご連絡下さい。お待ちしております。