今日 出来上がってきた手ぬぐいを見て、
「ちょっと 色が薄い感じがする・・・」
って感じました。
どんな色かというと輝度の高いブルー それも紫がかった感じです。
早速、染屋さんにこの色出ないのって問い合わせたら案の定 難しい色とのこと
硫化染料と反応染料では色の出方が違うのと 同じようなブルーでも硫化染料を使うと紺色に近くなり どちらかと言うとグリーンが入ったような色合いになります。
前回は濃紺で上がっていたのに今回は違う色・・・絶対染工場の調合ミスって思ってしまいますが そうではなかったようです。
それは、 「時間」
調合してある程度時間をかけると色がどんどん濃い緑に変わっていくのです。
今回 指定を受けたのが明るいポカリよりも濃いブルー 反応染料の限界まで濃くしてはもらいましたが 出来上がりは、許容範囲の一番端っこくらいの出来上がり。
残念ですが これはどうしようも有りません。
昔ながらの方法で染める手ぬぐいはこのように出ない色もあるのです。
注意しながらお話するのですが 微妙なニュアンスで色が違って上がってくることもたくさんあります。
この辺りを本染めの良さって思ってもらえるよう 温かい目で見てやってください。