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面手ぬぐい・面タオルとは
剣道をするときに、頭に手ぬぐいをかぶってそれからお面をかぶるというのを見たことがある人は多いと思います。
あの手ぬぐいのことを「面手ぬぐい」「面タオル」と呼ぶのですが、あの手ぬぐいにオリジナルデザインで中学や高校、大学の剣道部をはじめ剣友会単位で作るというお問い合わせが増えてきました。
道場や部単位でオリジナル手ぬぐいとしてオーダーをお受けするのですが、そこには学校名であったり、自分を鼓舞したり、冷静になったりするための言葉が書かれています。
面手ぬぐい・面タオルに書く言葉
「必勝」とか「無心」という言葉が使われます。
「不動心」「克己心」というのも私個人としては好きなタイプです。
この頃は一文字で「絆」というのもご依頼で多くなってきています。
四字熟語もあります。「先手必勝」「疾風迅雷」などはいかにも剣士という印象を受けますね。
あとは「明鏡止水」や「切磋琢磨」というのもありました。
熟語の意味
※弊社で良く使われる熟語とその意味をご紹介します。是非参考にしてみてください。
一心不乱(いっしんふらん)
雑念を捨てて他の事に注意をそらさず、一つのことに集中する事。
勝ちに不思議の勝ちあり・負けに不思議の負けなし(かちにふしぎのかちあり・まけにふしぎのまけなし)
試合で偶然勝つことはあっても、偶然負けるということはない、負けにつながる理由が必ずあるという意味。負けにつながる理由を埋めていき勝ちに結び付けるように努力せよという事。偶然勝っても油断をすれば負けにつながることも有ったかもしれない。その理由を考えて鍛錬せよという意味。
剣心一如(けんしんいちにょ)
剣は人なり、剣は心なりといわれるように、剣は心によって動くものであり、剣と心は一元的なものである。したがって、正しい剣の修行をすれば、正しい心を磨く結果となるということ。
交剣知愛(こうけんちあい)
この熟語本当によく作らせていただきます。
「剣を交えて“おしむ”を知る」と読むらしいです。剣道を通じて、互いに理解し合い、人間的な向上をはかることを教えた言葉で、「愛」は、「おしむ」と読み、大切にして手放さないことを意味しています。あの人とはもう一度稽古や試合をしてみたいという気持ちになること。そうした気持ちになれるように、稽古や試合をしなさいという教えを説いている。
剣を通じて相手を理解し、人間的な向上をはかるという意味の言葉です。
克己心(こっきしん)
「己に打ち克つ」つまり、強い意志をもって物事にあたるための心持ちのこと。
自分の欲望や邪念を制し、自分に甘えることなく、目標を目指して邁進しようとする、そういう強い心持ちを意味する言葉です。
剣道だけの言葉ではなくいい言葉です。
直心是道場(じきしんこれどうじょう)
初めてこの言葉のご注文を頂いたとき解らずすぐ調べました。
元々は禅の言葉のようです。素直なまっすぐな心を持って修行すれば、どこでも今いる場所が修行の場(道場)になり、自分を鍛えることが出来るという教えの言葉です。
守破離(しゅはり)
この言葉を染める道場は多いです。
修業における過程を示したものがこの言葉です。
守(しゅ)→師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
破( は )→今まで学んだ教えを自分のものにし、なお進んでいろいろな方法を学び、その長所を取り入れ、守の段階では得られなかった新しい面を知り、心技を発展させる段階。
離( り )→破以上となり、独自の境地を見いだし、奥義を極め、師から離れ、師以上になり新しいものを生み出す段階。
質実剛健(しつじつごうけん)
この言葉は剣道だけでなくよく耳にします。
文字の見栄えの良さもさることながら、「中身が充実しており、心身ともに強く美しいさま」という意味があります。
不動心(ふどうしん)
他によって動かされることのない心。動揺することのない精神をいいます。
文武不岐(ぶんぶふき)
学問と武道は別物ではなく、学問を極め何が正しいかを知ることは、武道の厳しい修練を積み、人として向上することに通じ、その逆も同じということ。学問と武道は一体ということ。
平常心(へいじょうしん)
この言葉、海外の剣道場によく掲げられています。
物事の変化に対し、日頃の気持ちで動揺することなく、沈着冷静に対応できる磨かれた心の状態のこと。
無心(むしん)
心の中に何のこだわりも執着心もなく、あれこれ考えたり悩んだりすることのない心の状態をいう。
これらの言葉以外でも沢山の言葉を染めています。
私が気になった言葉
一文字から四文字まで色んな漢字が使われていますが、その中で気になった言葉がありました。
「堅忍不抜(けんにんふばつ)」と言う言葉です。
私、この言葉の意味を知りませんでした。
多分人生の中で、自分は言ったことが一度もないし、自分の周囲でこの言葉を使っていた人もまあいないとは思います。
で、まあ調べてみたのですが、意味は、
「辛いことやどんなことがあっても決して心が動かないこと」
お~~凄いいい意味の言葉。
なるほど、剣道家にはふさわしい言葉です。
考えてみたら、私がまだ子どものころはこんなことをよく言われていたように思います。
「男は泣いちゃいけない」とか「浮かれすぎてはいけない」とかよ~く言われていたように記憶しています。
今の時代には合わないのかも知れませんが、逆に言うとこれだけ変化が激しかったり、ネガティブなことが多い時代だからこそ、
「何があっても心を動かさず」
という精神は必要な気がします。
実は今の時代でも、先頭を切って走っている人たちは「堅忍不抜」の心を持ち合わせているようにも思えます。
トップアスリートの言葉とかを聞いてても、随所にそう感じることがありますから。
前に「武道はスポーツではなく、道なのだ」ということを聞いたことがあります。
剣道の面手ぬぐいに書かれたコトバはまさに剣道がスポーツではなく、「道」なのだという証明だなあと思いました。
これって日本人の美しいところでもあると思いませんか?
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