from 神野哲郎
吹田1Fの事務所から
4月16日、熊本県を中心とした大きな地震で災害が出ました。
私も阪神淡路を経験していますので、震災の恐ろしさは身にしみて感じています。 今回の地震も本当に驚くばかりですが、一日も早い復興を願わずにはいられません。
大きな震災のあと、どうしても防災意識は強くなると思います。
避難場所の確認や、非難時の持ち物など、常に確認しておくべきことが結構あったりします。
なるべく身軽な形で、最小限の荷物と共に非難することが望ましいですが、私は出来るだけ「タオル・手ぬぐい」を余分に持っていくことをオススメしています。
タオルは体をふくために使えるのは言うまでもなく、横になるときの枕のかわりに出来たり、タオルケットのかわりにもなります。
避難所生活だと温度調節も困難な面がありますから、そういったときにタオルが余分にあると便利です。
また非難時には頭に被って防災頭巾のかわりに使うことも出来ます。
枕元に常に置いておくといざというときには使い勝手が良いかも知れないですよね。
手ぬぐいは「すぐに乾く」という特性があるので、水に浸して冷却したり体を拭くなど何度でも使えるメリットがあります。
また緊急時には応急的に包帯がわりにも使えたりもします。
手ぬぐいの良いところは軽くてコンパクトに出来るところです。
それこそポケットに何枚も入れて持ち運ぶことが出来るので防災袋の中に何枚入れておいても邪魔になることはありません。
依然東北の震災の際に、配給のおにぎりなどをもらうときにラップがあれば衛生的で便利であるという話を聞いたことがあります。
手ぬぐいも同じような効果が期待できます。
「備えあれば憂いなし」とよく言われますが、それがなかなかできないのが普通だと思います。
でも、タオル・手ぬぐいは腐らないですし、場所もとらないので防災グッズの中に入れっぱなしとか、枕元や玄関付近に常備しておいてもさほど問題はないかと思いますので、負担は軽いのではないでしょうか。
気象庁によると地震の予知は出来ないのだそうです。
日本中どこでも起こりうることなので、やはり備えておいた方が良いとは思います。