オリジナル手ぬぐい制作 神野織物「和」日記

神野織物代表 神野哲郎のオリジナル手ぬぐいについて綴るブログ

昔ながらの注染の手ぬぐいを染めている工場の数


えっ!そんな少ないの?

手ぬぐいを作っている工場の数って何件くらいあるって思います?

実は・・・組合に入っていない工場もありますから正確には解りませんが全国でも50件も無いって言われています。

昭 和初期、タオルのなかった時には手ぬぐいが主流でお風呂に入る時や上がってからも手ぬぐいを使っていましたが 30年代になりタオルが入ってくるとこのフカフカ感が喜ばれ手ぬぐいに取って代わってしまいました。

使い心地や触った感じはタオルの方があたたかみがある ことから普及しましたが、日本古来の伝統や作法を重んじる剣道や踊り 茶道では手ぬぐいは使われています。

しかし・・・この手ぬぐい 後継者問題で大変なことになっています。工場はほとんど高齢者が染めや糊付を行い若い人がやっている工場はほんのひとにぎり・・将来的にはホント数件になってしまうと思います。

日本の伝統である注染、本染は中国でもやっていません。いや出来ません。

何処にも真似できない手法 それも手ぬぐいは肌さわりもよく使いやすい。ドンドン使って宣伝していきます。