オリジナル手ぬぐい制作 神野織物「和」日記

神野織物代表 神野哲郎のオリジナル手ぬぐいについて綴るブログ

これで仕事も楽しくなる! ナースと手ぬぐいの意外な組み合わせ


 

「うちの嫁さん、毎日手ぬぐい使ってますよ。」

 

ひょんなことから先日そんなお話を聞きました。その奥さん、ご職業は看護師さんだそうです。

 

「看護師さんがなぜ手ぬぐい?」 ちょっと不思議に思ったのですが、聞いてみて納得。 その奥さんは毎日持って行くお弁当を包むのに、手ぬぐいを使っているそうなんです。

 

以前はよくあるキャラクターものの巾着袋やハンカチ、バンダナなんかを使っていたらしいのですが、あるとき知り合いからプレゼントされた手ぬぐいを使ってみたところ、「すごく気に行った」んだそうです。

 

「何が良かったのか?」その一番の理由は絵柄。

 

この奥さんは、当社でいうところのプリント手ぬぐいを使ってみえるそうですが、「色んな柄が楽しみめるので、ランチタイムが楽しみ」とのこと。

 

バンダナだと同じような柄が多いし、ハンカチだとお弁当の用のハンカチをわざわざ作るのも面倒なのとサイズ的に扱いにくいということもあり、手ぬぐいを試してみたところ、絵柄も色もいいし、サイズ的にも扱いやすいということで、定番になったそうです。

 

確かにバンダナだとペイズリー柄というイメージが強いですし、ハンカチはちょっとサイズ的に小さいので扱いにくいですね。また手ぬぐいは長方形なので、お弁当箱を包んで最後に結ぶ時にとてもやりやすいんです。

 

最初は頂き物の1枚の手ぬぐいが、その後は自分で色々と買い集め、今では10枚くらいの手ぬぐいを気分に合わせて使っているそうです。最近では、どこかに旅行に行った際には、必ずと言っていいほど土産物屋で手ぬぐいを物色しているとか。

 

更に手ぬぐいを使っていく上で、予想外の良さも発見されたそうで、「洗ってもすぐに乾くことと、手触りの良さ」も気にいっているとのことでした。また食べた後、ちょっとテーブルを濡らしてしまったり、お醤油やソース、ドレッシングなどをこぼしたときもサッとふき取れるところもお気に入りの点なんだそうです。もともと布巾としても使われているのですから、こういうときこそ手ぬぐいの本領発揮ですね。

 

仕事が超ハードな看護師さんにとって、お弁当の時間というのはとても貴重なリフレッシュタイム。そこに手ぬぐいが活躍しているというお話を聞いて、作り手としてはつい「ニンマリ」としてしまいました。

 

もちろん「本染めもええですよ!」とお伝えするのは忘れませんでしたよ(笑)