夏が近づくと、決まって「クールビズ」という言葉をよく耳にするようになりますよね。
もうご存知の通り、夏の暑さを乗り切るために、ノーネクタイ、ノージャケット、半そでシャツで夏を乗り切ろうというイベントのようなものですが、実際には2005年から環境省が打ち出している環境対策を目的とした軽装化キャンペーンだそうです。
実はこのクールビズ、実施機関も想定されていて、毎年6月1日から9月30日までとなっています。・・知らなかったです。
この間、軽装で過ごしエアコンの設定温度を28度くらいでキープすることとなっています。
根本的には電力使用量を減らすことで火力発電所の稼働率を減らし、CO2の発生を抑えることで地球温暖化に貢献しようという働きのものですが、特に最近は夏の節電運動が当たり前のようになってきているので、エアコンを極力使わずに夏を乗り切ることが普通のように感じられるようになりました。
とはいえ、暑いものは暑い!ですから、どうやってこの暑さをしのぐのか?ということはとても大きな課題になってきます。
そこで使っていただきたいのが手ぬぐい。
水にぬらしてからよく絞って、風で冷やしてから首に巻くだけで、結構涼しくなります。手ぬぐいはもともと薄く通気性が良いのですぐ乾きます。この乾く時に気化熱で熱を奪って涼しく感じるのです。タオル生地のように生ぬるくなることもなく、乾いてきたらまた水で濡らして使えば良いだけです。
他にも外で作業をしたり、アウトドアをされる方などは頭からかぶるようにすれば冷却と直射日光を避ける効果が期待できます。ゴルフなんかも最適ですし庭の草抜きなんかでしゃがんで動く作業には首の後に手ぬぐいを掛けて使ったり 頭に乗せて帽子をかぶってもOKです。
以前医療関係者の方から
「人間は首とついているところ(首・手首・足首)を冷やすと熱が下がる」
という話を聞いたことがありますが、暑いときに首を冷やすというのは、医学的にも理にかなっているんですね。
他にももちろん、汗を拭くということにも使えますから、カバンやポケットに手ぬぐいを1枚忍ばせておくだけで、多彩な使い方をすることが可能になります。
また、ちょっと想像していただければわかると思いますが、首にタオルを巻いている状態よりも手ぬぐいを巻いている方が見栄えもいいし、なんだかスマートな気がしませんか?
手ぬぐいの中には夏向けに涼しげな色合いやデザインがプリントされたものも多く販売しています。
そういうものをさりげなく首に巻いているとちょっと洗練された気もしますし見ている方も涼しげですよね。
今年の夏、手ぬぐいをあなたのクールビズアイテムのひとつに加えてみませんか?