オリジナル手ぬぐい制作 神野織物「和」日記

神野織物代表 神野哲郎のオリジナル手ぬぐいについて綴るブログ

もう春です!季節を楽しむ手ぬぐいの和柄について


 

春も近いというのに・・・
12月、1月の雰囲気だと「今年は暖冬なのかなあ」とか「冬を通り越して春になるんじゃない?」と思った方も多かったと思いますが、予想に反して、記録的な大雪が続きました。ほんの数時間で、景色を白一色に変えてしまうのを目の当たりにすると、自然の力のすごさを感じざるを得ませんね。

 

冬はやっぱり寒いというのは当たり前なのですが、考えてみれば日本人ほど四季というものを意識している民族はないんじゃないでしょうか?

 

私たち日本人は、夏の暑さも冬の寒さも厳しいものだということを実感していますし、春と秋の心地よさも理解しています。
「冬は寒くて辛いものだ」というのが当たり前の感覚ですが、その「辛いはず」の冬を「楽しい」と感じる人たちがいます。

 

それはウインタースポーツ愛好家のみなさん。スキー、スノボ、スケートと普通に考えたら寒い時期に雪や氷がたくさんある場所に行くのですから、「辛さ」をはるかにしのぐ「楽しさ」がないとできないことでしょう。
もしこれがもともと寒いのが嫌いなのに無理やりスキーに連れてこられた人にとっては過酷な体験に終わってしまうかもしれません。

 

同じように冬の朝、駅まで歩くというような状況においても、一人で会社に向かう時と恋人やご主人、奥さんと2人で歩くのでは感じる寒さは違ってくるでしょう。
このように私たちは、自分の心理状態として「快」の状態であれば、そのときの辛い状況さえも緩和して感じることができます。昔の日本人はそういうことを知っていたんでしょうね。和服や手ぬぐいに季節を楽しむような図柄がいくつも用意されています。

 

冬の柄としては、雪だるま、雪の結晶、梅の花をはじめお正月を連想させる門松、羽子板、独楽、鏡餅などがあります。最近はプリント手ぬぐいも増えてきましたので、クリスマスツリーやサンタクロース、ポインセチアなんていうのもありました。
雪うさぎとか可愛い図柄もみたことがあります。

 

些細なことですが、こういった図柄がちょっと身近にあるだけで、なんだかほっとするし、辛い冬もそれなりに楽しめるような気になってきますよね。また弊社のようにオリジナルプリントの手ぬぐいやタオルを制作していると、自分なりにテンションが上がるデザインや、元気をもらえる言葉なんかをプリントすれば、同様もしくはそれ以上の効果があると思います。

 

これは提案なのですが、外で仕事をされる会社様はこういうのが良いように思いますが、いかがでしょうか?