こんにちは神野です。
「とっても急いでるんですが、いつまでに出来ます??」
こんな電話がよく掛かってきます。
で??? 何をお作りになりたいのですか?
それが、試合があるのでなんとか100枚だけでも応援に作りたいのです・・
で、ここでやっと あれ?タオルマフラーかな?って想像がつくのですが(笑)
そうですか マフラータオルがよかったですか?
いいや手ぬぐいなんです!
はじめに言ってよ~って話。
お客さんも急に必要になって手配することになったのでしょう。
とてもあせって 製品も決めずにとりあえず片っ端からメーカーさんに電話をしている様子です。
でも これはチョット無理・・・。
せめて10日間位あれば何とかすることも出来るでしょうが
3日くらいでは難しいのです。
今回はこの「納期」についてのお話です。
なぜ、こんなに時間がかかるのか・・・
クライアントさんから無理難題を言われても即答できる理由をお話します。
動画でみたほうが早い!ってお思いの方はYoutubeにアップしました。こちらからどうぞ※それぞれ4分程度です。
●価格優先? 手ぬぐいの失敗例
●手ぬぐいの作り方で変わる 良い所と悪い所
●反応染めって何??本染めとの大きな違い
●実験!! 本染めとプリント 吸水性の違い
●手ぬぐいに使う4種類の生地の特徴は?
●神野織物ってどんな会社?
●製作いただいた「お客様の声」
◆◇◆ 納期に間に合わすには ◆◇◆
今回はお客様からよく聞かれる「注文してからどれぐらいで届くの?」ということ。
納期についての話です。
一般的にプリントの手ぬぐいを作る場合は、工場にもよりますが最短で10日、一般的には25日間ぐらいで出来上がります。
結構時間が掛かるものですね。
これは、プリント手ぬぐいを作るときの型を作るからです。
型を作る作業自体はそんなに時間はかかりません。
しかし、沢山のプリントの型を製作する場合は順番にやらなくてはいけませんので、やはり後から注文されたものは遅くなってしまうのです。
本染めでお作りする場合はもっと時間がかかり、型を作るだけでも2週間程度必要な工場もあります。
これは手作業で作る部分が多いからです。
一方、プリント手ぬぐいの場合は、全面にベタでプリントする場合と
天地左右白場をとってプリントする2種類の方法があることをお伝えしています
>>>>
詳しくはこちらから https://www.e-kanno.com/kanno/tenugui/559/
どちらともこの型の作成を避けて通るわけにはいきません。
ですから、一般的には最低でも約20日間はかかると思って間違いありません。
しかし、工場によっては1週間程度でできる工場もあります。
当然単価も高くなってくるんですが、こういった抜け道もあります(笑)。
もう一つ、3000枚以上作成する場合は、前回も説明しましたが、マシンプリントという方法でプリントします。
この場合の納期は、30日程度掛かってしまいます。
これは銅で作った型を作るためで、この型を作るだけでも約10日は
必要になります。
最終の納期は約30日となります。
一般的に販売用の手ぬぐいの場合は、サンプルが必要となります。
あなたもクライアントさんから「ぜひ出来上がりサンプルを見せて欲しい。」と、言われて困ったこともあるかと思います。
本染め手ぬぐいの場合は、20枚から30枚を一度に染めて作りますので、サンプルを作ることは出来ません。
しかし、プリント手ぬぐいの場合はサンプルを作ることは可能です。
サンプルを作る場合は、一度機械を止めてサンプル用にだけプリント機械を動かしてサンプルを作ります。
ですから、注文してからすぐにサンプルができるわけではありません。
本番と同じようなセッティングでサンプルを作るので、ある程度時間が
必要です。
サンプルだけで、別に2週間程度必要となります。
クライアントさんに安心して頂くためには、サンプルは絶対必要だと思います。
できるだけ時間を頂いてサンプルをお見せするようにして下さい。
サンプルは、量産時と同じ条件で同じようにプリントをしてお作りします。
できるだけ色ブレがしないように注意してプリントするのですが、紙にプリントするようにはいきませんので、その辺りあらかじめご了承ください。
プリントの手ぬぐいを作る場合は、最短で1週間~3週間。
サンプルを作る場合は、プラス4日から2週間必要となりますのでご注意ください。
※デザインによって最短納期が変わってきます。
といっても、こんなに予定通りにクライアントさんは動いてくれません(笑)
デザインが出来上がっているのに「全然納期がなくて困っている」とか
「いつもお世話になっているクライアントからの依頼だから何とか仕上げたい」
とか、お困りの場合は、ぜひ一度ご相談ください。
PS1 このデザインではどのくらいの納期が必要だろう?
サンプルは出来るかな?注文したらいつ頃出来るだろう?
そんな事考えてられないよ~~ってあなたは、弊社フリーダイヤル(0120-941-011)
または、Webサイトから お 問い合わせ下さい。
PS 「タオルの作成方法」も動画でお伝えしています。
■タオル屋が暴露 工場の落とし穴にはまらない方法
■タオルの価格のトリックを教えます!
■消費税が10%になっても安くて品質の良いタオルを作る方法
■タオルを作る前に知らないと損をするお得な情報
■神野織物ってどんな会社?
■製作いただいた「お客様の声」
※これらの動画は、4分程度にまとめていますのでお気軽にご覧になってください。