from 神野哲郎
前回の吹田の遊歩道続きがあります。
駅の近くのパチンコ屋を通りすぎて、いつもの様に地下のJRの改札にとおもって地下に階段を
使って地下に入り込んだ所に コンビニと一緒に並んであるいつもあるパン屋。
いつものように店員が、
「30%OFFと成っております。明日の朝食にいかがでしょうか?
話題の新しい○◯が登場しています。この機会に一度ご試食下さい・・・・」
大学生の女の子でしょうか
凄い流暢にアナウンスしているのです。
このパン屋さん満員!! レジには列が連なっています。
店員もこのアナウンスに慣れているようで 全然詰まること無く はずがしがりもせず
ハキハキとそれも自前のプラカードまで作って大声を張り上げています。
メッチャ慣れているのです。
とっても流暢に客寄せしています。
「慣れてんな~~ おねえちゃん!」って言ってやると ニコッと喜んでいます。
平日の昼間、用事があって横を通るといつも・・ガラガラ・・
昼間はあまりお客さんはいない感じです。
この店 初めは10% 次には20% その次には30% と時間によって区切っているのです。
で、女の子が言っているのは最終の30%で~~す。です。
思わず買っちゃいました・・。
でも、これっておかしいことではないですか?
バーゲン商品を売るのを慣れているって・・・
普通の価格のパンが売れないので割引して売る・・・
そうしたら もっともっと売れなくなって・・・もっと割引して売る・・・
お客さんは安くなるのを待つ・・・安くなった時だけ大盛況・・・お店は儲からない 。
昔勤めていたアパレル業界を思い浮かべます。
百貨店ではこれから夏本番って時にバーゲンに入ります。
メーカーも馬鹿じゃないんで、バーゲンで販売して儲かるような価格を設定します。
すると、目が超えているお客さんは、こりゃ高いな~~って離れていく・・・売れなくなる
・・・結果 利益が出なくなって閉店 って事になってしまいます。
オリジナルタオルやオリジナルで作る手ぬぐいでも同じことです。
チョット違うかもしれませんが、価格のみを追求するとやはり品質に跳ね返ってきます。
綿糸は相場で価格が決定しますので、他社との価格の差はあまり出ることはありません。
安く仕上げるには、作業工程を省くかプリント工場で安いところを使うかになります。
作業工程を省くとは、メーカーによってはジャガードの場合 後処理をせず出荷することが
有ります。この工程を省くと、水をはじくタオルになります。よく柄は綺麗なのに全然 水分を
吸わない・・・ってタオルに出合った事があると思います。これは後処理の工程(洗濯して糊
を落とす)ことをしていないためです。
また、プリント工場の安い所とは、他社が頼まないから安く設定されています。
ようするにあまり上手くないので安いということです。価格なりということです。
こんな工場を使うと、一度は購入しても あのアーティストのいタオルはダメとばかりに二度と
購入されなくなります。
このように価格のみに頼って工場を選択すると、色々と弊害が出てきます。
お客様に差し上げるようなタオルでは、ある程度許されるところもありますが 販売用となると
そうも言っていられません・・。
二度と買ってもらえなくなるからです。
この辺りをよく確かめて、お願いする業者さんを決めるのが大切になります。
PS やはり価格は価格なりの理由があります。
この辺りの見極めができるか出来ないか・・・自分の目的に合ったオリジナルタオルや
オリジナル手ぬぐいを作るのは、どこの工場が適しているか・・・。
お思いの時はフリーダイヤル(0120-941-011)までお電話いただくか、
Webサイトからお問い合わせください。
別注品のプロがお答え致します。
PS1 このパン屋 実際30%OFFは、最終ではありません!
本当は40%OFFまで有るのです。そんなことを知ってしまえば もう30%OFFでは
買えません・・・・おそろしや 値引きです・・・。