from 神野哲郎
吹田1Fの事務所から
リオオリンピックも終わっちゃいましたね。
日本の裏側でやっているので時間がまるっぽ逆・・・ついつい寝不足になっていまいました(笑)
個人的には、レスリング女子の吉田沙保里選手の銀メダルがとても印象的でした。
オリンピック4連覇をかけた今回、周りも盤石と思っていたにも関わらず、まさかの決勝敗退銀メダル。彼女の涙と試合後のインタビューで何度も何度も「申し訳ない」を繰り返していたのを強烈に覚えています。
それだけにプレッシャーも大きかったんでしょうね。
でも今回、伊調選手の4連覇があったり、初出場の登坂、土性、川井といった若い世代の選手たちが金メダルを獲得しました。
初出場の3人は、みんな吉田選手に憧れ、吉田選手と同じ大学に入って頑張っている子たちです。
これだけでも吉田選手が日本のレスリング界に与えた功績は計り知れないと思います。
みんな若いだけに、東京が楽しみですね。
他にも水泳、柔道、体操など期待されていた競技でのメダル獲得はもちろんのこと、バドミントン女子ダブルスの逆転優勝も素晴らしかったです。
また絶対的王者にまた一歩近づいた印象を与えた卓球男子の銀メダルと女子の銅もこれまでの中国と日本の差を考えると、かなりせまくなったと思います。
卓球女子も愛ちゃんばかり注目されてきましたが、堂々のエースになった石川選手もまだ23歳ですし、伊藤選手にいたっては15歳です。
男子も若い世代が育ってきていますので、東京では金を期待してもいいかもしれません。
あと個人的に少し残念だったのは、リオ五輪の真っただ中に高校野球をやっていたこと。
やっぱりオリンピックに目が行きがちになり、高校野球がおろそかになりました。
まあ仕方ないといえばそれまでなんですが、高野連もオリンピックイヤーくらいは調整してくれえもいいのになあと思います(笑)
それからこれはオリンピックのたびに思うことですが、オリンピックの年って結構スポーツを始める人が多いんですよね。
でもそれって長続きしない。
せっかく生まれた熱い心ですから、4年に一度とはいわず、ずっとそのスポーツを愛し続けてほしいなあって思います。
そうですね。せめて東京までのあと4年は、続いてほしいものですね。