一口にタオルと言っても実は色んな種類があります。
大きさや用途によって沢山あり、販売しているお店によっても扱っているタオルが違います。
そこで、まず一般的なお家使いのタオルはどういったタオルか?ライブ会場などで物販されているオリジナルのタオルの種類や名称をお伝えしようと思います。
タオルの名称についてはこちら
あなたが、タオルを作りたいなと思ったときにはどんなタオルが一番選ばれているかもシーン別にお伝えします。
ライブ会場やイベントなどで販売されるオリジナルのタオルは、家使いのタオルとは違う事が多いです。どう違うのか?どんなものか・・・
このあたりを説明しようと思います。
目次
シーン別で選ぶオリジナルタオル
・部活のタオル
高校や大学となると自分たちでオリジナルのタオルを作る機会もあります。クラブ・チームで作る事もあります。
実用的なサイズの作成依頼が多く、サイズ的にはフェイスタオルやスポーツタオルの依頼が多いです。
染料プリントで作る事が多いようです。
作成枚数が100枚以上となると毛違いジャガードでも作れますが多色使いのプリントのほうがデザイン性が豊かで依頼が多いです。
価格的に安く作るには海外製の既成タオルを使い顔料プリントする方法もありますが、汗を拭うには吸水性の良い染料プリントの方が適しています。
・応援タオル
部活の応援や贔屓のチームのサポーターとして参加する時に使うタオルはマフラータオル(タオルマフラー)が多いです。
これは海外のサッカーのサポーターが使っているマフラーをタオルで作ったもので大きさも大体同じように作っています。
海外の物は、本当のマフラーで編んで作っています。日本のマフラータオルはタオル生地にプリントするので多色使いで、目立つようなデザインにすることも出来ます。
応援するのが目的なので、顔料プリントで作ると、色と色のぶつかる所も染料プリントよりハッキリとプリントできるので良いと思います。
二色でコントラストを付けたデザインにする場合は、毛違いジャガードでマフラータオルを作ることも有ります。
この場合の最低制作枚数は100枚になります。
毛違いジャガードと似た作り方でフラット織りでマフラータオルというのもあります。
これはタオルのパイル部分が無く、よりコントラストがハッキリ出る作り方です。
50枚から作ることが出来るのも魅力です。
・スポーツシーン
スポーツに使うタオルとなると名前の通りスポーツタオルだと思いますが、実際使うとなるとフェイスタオルやマフラータオルが使い勝手が良いように思います。
スポーツに使うとなると部活のタオルのように実用性が一番求められます。
そこで、作り方はプリントの場合、染料プリントをお勧めします。顔料プリントに比べ製造工程の違いから吸水性が良く柔らかく仕上がります。
タオル本来の吸水性がある両面パイルの毛違いジャガードもお勧めです。
・ゴルフホールインワン
アマチュアゴルファーが憧れるホーインワン。
この記念品としてのタオルも候補の一つです。
今まで神野織物で製作したタオルでは、結構大きなタオルに刺繍をすることが多かったです。「ゴルフ場名と何番ホールか」を入れて「お名前と日付」そして「ホールインワン記念」と刺繍します。
刺繍の代金は高くなりますが、一生に一回有るか無いかの事ですので奮発して作る事が多いみたいです。
枚数が少ない場合は刺繍で作り、多くなるとインクジェットのフルカラープリントで作ることも有ります。
・ご挨拶用タオル
ご挨拶に伺う時に持参するタオルは、今治タオルや泉州タオルのようなブランドタオルを持参する事が多いようです。
フェイスタオルやハンドタオルを包装して持参します。
自分で買ってまで・・・と思うようなものを頂くとうれしいものですね。
・名入れタオル/温泉タオル
年末年始、企業に挨拶用として作成して持って行くタオルです。
フェイスタオル生地端の平地部分に紺色で印刷されたタオルを見かけたことも有ると思います。これを名入れタオルと言います。
企業の名前が入ったタオルという事で名前入りタオルが名入れタオルと呼ばれるようになりました。
年末や年始に「昨年はお世話になりました。来年も(今年も)よろしく!」の意味を込めてこのフェイスタオルを持ってご挨拶に伺います。
名刺と一緒に机の上にたくさん置かれているのを見た事もあると思います。最近は名刺入れのポケットのついた袋もあります。便利になってきました。
お掃除には必ず使うタオル。
そんな意味から年末にお渡しするのかもしれません。
ただ、この風習は関東から北海道にかけてのもので、関西にはありません。
不思議ですね。
タオルは日本製や海外製(中国製 ベトナム製等) たくさん種類があります。
白いタオルから色のついたカラータオルなど色々な種類があり、【重さ】によっても価格が変わってくるので予算に合わせて作る事も可能です。
・イベント用タオル
イベントと言っても色んなシーンがあります。
①お祭りに使用するタオル
・防染タオル
大阪岸和田のだんじり祭り等では防染タオルを使う事が多いです。
それもフェイスタオルの依頼が多いです。
これの作り方は、簡単にいうとタオルを手ぬぐいのように注染で作る方法で、柄が白で浮かび上がります。
染色してから防染糊を洗い流し、糸に着いた余分な油分を洗い流すので使い始めから柔らかく吸水性が良いタオルになります。
染料を注いで染めるので細かいデザインは不得手で白で抜いたところに染料が入り汚す場合もあります。これは防染タオルの特徴です。
②配布用のタオル
・顔料プリントタオル
参加者に配布用に作るタオルにこれを使う事が多いようです。これもフェイスタオルでつくります。
一般的には、輸入品の既製品生地に顔料プリントをします。輸入品の生地を使う事によりコストが下がるのと、デザインの作り方によっては比較的安くプリント出来るのも特徴です。
プリント面は染料プリントに比べ硬く仕上がります。
・ライブグッズ 物販用タオル
ライブで販売されているタオルはフェイスタオルやマフラータオルが多いようです。
作り方は染料プリントで作られるのがほとんどです。
染料プリントで作るタオルは、プリントをした後に余分な染料を落とすためにタオルを一度洗います。
そのため振り回しても比較的ホコリが出ません。ライブ会場では、広げたり振り回すことの多いタオルなので、ホコリの少ない染料プリントが好まれます。
糸に染料を染み込ませるプリントなので手触りと吸水性が抜群です。
出来たタオルを一枚づつデザインが見えるようにOPPの袋に入れて販売します。
サンプルの必要がない場合、デザイン入稿から10日から14日程度で仕上がります。
染料プリント以外に毛違いジャガードタオルで作ることも有ります。
糸を染めてからタオル織機にセットして織り上げるので、糸を染める時間と糸をセットする時間 織り上げる時間と結構時間がかかるのがこの方法です。
タオル織機にセットするジャガードの型代が結構高く、コストアップになります。納期は最低30日。色サンプルでの確認を行うとプラス7日程度必要になります。
高級感があるので大物アーティストには人気のタオルです。
ジャガードでも、フェイスタオルやマフラータオルで作る事が多いです。
・クラス 学校行事
体育祭などの学校行事でタオルを作るのは、学校単位 学級単位 グループ単位に分かれると思います。
①学校単位のタオル
サイズはフェイスタオル マフラータオル スポーツタオルの依頼が多いです。
体育祭や卒業記念などの行事に学校単位でご注文を頂きます。
この場合、数量は300枚以上あるので染料プリント顔料プリント毛違いジャガードフラット織りマフラータオルなど 予算に応じて作る事が可能です。
弊社で依頼されるものでは、顔料プリントでインクの使用の少ないデザインでプリントする事が多いです。コストは安く納期は早くできるのが特徴です。
染料プリントでは全面に色を付けてプリントすることが多く、学校のカラーを全面に付けて白で柄を表現するものもあります。
総額のコストは少し上がりますが、毛違いジャガードでマフラータオルやフェイスタオルを作ることも有ります。
プリントより生地は厚くなり高級感は出ます。裏表で色が反転するのが魅力です。
②学級単位のタオル
こちらの学級単位のタオルサイズも フェイスタオル マフラータオル スポーツタオルの依頼が多いです。制作枚数だと30枚から50枚になります。
この場合はインクジェットプリントが最適です。
染料プリントや顔料プリントでは、プリントの製作ロットが100枚からです。そこで、最低制作枚数がないインクジェットプリントが適しています。
インクジェットプリントは、PCのプリンターのように生地の表面だけプリントするように思いますがちですが、タオルのインクジェットプリントでは染料インクを使うので柔らかく仕上がり インクに粘り気が少ないのでタオルに染み込んで仕上がります。
インクジェットプリントをするタオルは、染料・顔料プリントをするタオルと違いしっかり織られているのが特徴です。
想像よりしっかりしたタオルなのでびっくりした。というお客様の声あるくらいです。
50枚から作れるフラット織りも魅力です。
表面がペタッとフラットに仕上がるのでフラット織りと言われています。
毛違いジャガードではタオルの表面はパイルになっていますが、
これはフラットなので遠くから見てもデザインが比較的しっかり見えます。
フラット織りでマフラータオルを作り応援に使う事が多いようです。
③グループ・チーム単位のタオル
制作枚数が1枚から10枚までが多いです。タオルのサイズはフェイスタオルやマフラータオル スポーツタオルがほとんどです。
作り方は、学級単位のタオルと同様インクジェットプリントのタオルが適しています。
インクジェットプリントはフルカラーで自由に【デザインをつけられる】ので 自分のパソコンでデザインを作って入稿されるお客さんもたくさんいらっしゃいます。
チーム名やメンバーの名前を入れて数人で作る事も可能です。
フルカラーなので写真をプリントすることも出来て、結構面白いタオルが出来ます。個人で作る場合はマフラータオルやスポーツタオルの大きいタオルを持って応援するようです。
・先輩への卒業記念のタオル
タオルのサイズはフェイスタオルやスポーツタオルの依頼が多いです。
作成枚数は、そんなに多くなくても作成可能です。
作成方法としてはインクジェットプリントで作ることがほとんどです。
一枚から作れるので心配いりません。
チーム全員で先輩への卒業記念品としてタオルを差し上げるので、後輩部員全員の名前を入れてクラブ名やロゴを配置するデザインのタオルが好まれます。
神野織物では、イラストレーターなどのデザインソフトを使い入稿することも出来ますがプリントデザイナーからスマホで簡単にデザインを作成し入稿することも出来ます。
・卒園記念のタオル
幼稚園や保育園の卒園記念品としてのタオルは、ハンドタオルやフェイスタオルが好まれます。
小さいタオルで、色落ちの少ない染料プリントの依頼が多いです。
園児全員がそれぞれ書いたイラストをタオルにプリントすることが多く、枚数は数十枚から100枚程度を作成します。
100枚以下の場合は染料のインクジェットプリントで作りますが、100枚以上作成する場合は、単色の染料プリントで作る事がほとんどです。
園児が使うので染料プリントでプリントをするのが柔らかく仕上がり、良いのではないでしょうか。
・ノベルティ/販促品としてのタオル
お店のノベルティとして作るタオルの代表格は名前入りタオルです。
ガソリンスタンドなんかで貰う白いタオルの端に紺色で名前の入ったタオルです。先に挙げたご挨拶用タオルと同じものです。
タオル本体は輸入品を使うと、100円程度で作れるのでカサの割には安いのでよく選ばれます。
年末年始の挨拶用だけって思ってられる方も居られるでしょうが、プリントの色を変えたりデザインをしたり、この頃はアーティストのグッズとしても作られるようになってきました。
デザイン次第でカッコよく作れるのも面白いですね。
集客のため販促品タオルとなると、価格重視になるので一番小さいミニハンカチが選ばれることが多いです。
輸入品の既製品ミニハンカチに範囲制限のある顔料プリントであまりインクを使わないデザインしてプリントするのがコストをおさえて作るコツになります。
まとめ
今回は、どんな大きさのタオルをどのように注文したら良いかをシーン別に説明をしました。
一概にタオルと言っても色んな大きさがあるので選ぶのが大変です。
ご家庭で使うタオルはほとんどフェイスタオルだと思いますが、スポーツのシーンや応援のシーンではマフラータオルを使ったりスポーツタオル等使用範囲が広がります。
タオルは吸水性や柔らかさなど日常使いには機能を重視した物が喜ばれますがオリジナルで作るとなるとカッコよさが求められたりするので作り方も変わってきます。
それぞれのシーンに合わせたタオルの作り方は大体説明させていただきましたが、他にもタオルの大きさや作り方は色々あります。
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