日本でタオルブランドといえば「今治タオル」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
実は日本には様々なタオルブランドが存在し、なかでも3つの地域からなる三大ブランドが大きく存在します。
タオルといってもそれぞれ違いがあり、産地の違いからその性質も違ってきます。
今回はその三大タオルブランドとタオルの特徴について解説していきます。
愛媛県今治市
今治は奈良時代の頃から、すでに織物が盛んでした。
江戸時代には気候や立地にめぐまれていたこともあり、今治で綿の栽培が盛んに行われていました。
自然に恵まれた土地ですが、なかでも蒼社川の伏流水(きわめて浅い地下水のこと)は、タオルづくりに適した軟水になっており、この水があるからこそ綿が本来もっている柔らかさを十分に引き出すことができます。
「今治タオル」
今治タオルは、品質が高くふんわりとした高級感のある肌触りが魅力のタオルブランドです。
品質に徹底的にこだわっているブランドで、今治タオルを名乗るには様々な基準をクリアする必要があります。
たとえば基準の一つに「5秒ルール」というものがあります。
タオルの切れ端を水に浮かべ5秒以内に沈まなければいけないというルールです。
今治タオルとして、いまでは様々な種類のタオルが出ていますが、こういった厳しい基準をくぐり抜けたタオルたちが今治タオルをとして販売されています。
大阪府泉州エリア
1887年、大阪府泉佐野市(当時の佐野村)で、日本人の手により初めてタオルが作られた地域です。
現在でも日本のタオルの40%以上は泉州で生産されています。
「泉州タオル」
泉州タオルの大きな特徴はその製法にあります。
タオルの製造工程では、「晒し」(さらし)と呼ばれる工程があります。
タオルの繊維を漂白し、不純物を取り除く工程ですが、この工程をタオルを織りあげた後に行う(後晒し)ことでタオルの吸水性がしっかりと出てきます。
三重県津市
この地域では「おぼろタオル」が有名です。
1908年、日本画家でもあった森田庄三郎氏が「朧染めタオル製造法」特許で創業し、タオルのヨコ糸だけが染まる技術を開発。
おぼろタオルのデザインは乾いた状態だと模様がおぼろげに見え、水に濡らすことで模様がハッキリと浮かび上がるというもの。
霞や霧でかすんで見える月夜(朧月夜)が晴れてキレイに見えるようになっていく様子に似ていることから、この名前がつけられました。
「朧タオル」
朧タオルは通常のタオルに比べ、薄く軽いので絞りやすく、お風呂で身体を洗ったり拭いたりするのに適したタオルです。
現在でも銭湯や温泉好きの人に根強い人気があります。
タオルの番手についてはコチラ
まとめ
今回は、日本の三大タオルブランドを紹介させていただきました。
タオルは今治だけではなく、ほかにも様々な種類やブランドがあり奥が深いアイテムです。
神野織物では、様々なタオルを取り扱っております。
朧タオルや泉州タオルを使ったオリジナルデザインのタオルを製作することもできますので、
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