「オリジナルプリントでタオルを作りたいんですけど、ロゴとかのイメージはあるんですが、色のイメージがなかなか難しいんです。」
そういうお話を聞くことがあります。
ロゴやデザインはみなさん一生懸命考えられていて、「プロも顔負け」というほど素敵なものもあります。でも色は結構苦労されるみたいですね。
確かに色の勉強とかはカラーコーディネーターかデザインのプロや美術関係出ないとなかなか勉強しないと思います。
「じゃあ勉強しよう!」と思ってもこれまた奥が深い世界なので、理解するのに時間がかかってしまうかも知れません。
そこで今日は「色彩心理学」をベースに、色が人の心理に与える影響について少しだけご紹介したいと思います。
まずスポーツやコンサートなど、エネルギッシュにしたい、もっと情熱を持つような感じにしたいときには「赤」がお勧めです。
赤は人間の血液のイメージがあるそうで、「血が騒ぐ」という表現があるように赤い色を見るとエネルギーが湧いてくるのだそうです。
つぎに「みんなで仲良く」とか「調和」を図りたいなら「オレンジ」がお勧めです。
オレンジはたき火のイメージだそうで、大昔にたき火を囲んで楽しく飲食したり、踊ったりしていた記憶があるからだそうです。ほんまかいな~~です♪
そういえばキャンプファイヤーなどがそんな感じですよね。
癒し効果なら「緑」がお勧めです。
緑はそのまま森林や自然の色なので、やっぱり癒されますよね。
部屋に観葉植物を飾るのも癒し効果が視覚的にあるからなんだそうですよ。 これは解るような気がします。
知的にクールに、そして冷静にしたいのであれば「青」。
赤を見ると興奮するのに対し、青は沈静効果が高いと言われています。
食べ物に青色の照明を当てながら食事をすると食欲が落ちてダイエット効果につながるという話を聞いたことがあります。
また、線路への飛び降りが多かった駅のホームの照明を青色に変えたところ、飛びおりが激減したそうです。へぇ~~~ですよね。
政治家が青いネクタイをするのは、そういうイメージがあるからだとも聞いたことがあります。
それからこれは女性向けかも知れませんが、人に好意を持ってもらいたい、愛されたいときは「ピンク」。
ピンクは「恋愛のカラ―」と言われているのですが、色彩心理学によると「人間が一番最初に目にする色はお母さんの子宮の色でそれがピンクだから、自然と愛情が生まれてくる」のだそうです。・・・・・・?ですね
いかがでしたか?私はこの話を聞いて「なるほど」と思うことも多かったので、自分でも意識して取り入れるようになりました。みなさんもぜひ参考にしてみて下さいね。