オリジナル手ぬぐい制作 神野織物「和」日記

神野織物代表 神野哲郎のオリジナル手ぬぐいについて綴るブログ

オリジナルプリントタオルを低コストで作る方法


神野哲郎from 神野哲郎

 
「オリジナルプリントタオルを作ってみたいけど、コストが心配・・・」そういった理由で躊躇されている方もいらっしゃると思います。

 
通常の場合、タオルの生産はロットとの兼ね合いで、注文枚数が少ないとどうしてもコスト高になってしまいます。
かといって、企業でもない限り何百枚ものタオルを作ることもあまり考えられません。

 
神野織物でも「出来るだけお客様のニーズに応える」という思いで仕事をさせていただいておりますが、オリジナルプリントタオルの製作においても「これなら比較的低コストで作っていただける」という方法を持ちあわせております。

 

 

それが「顔料範囲制限プリントタオル」です。

 

 
顔料プリントタオルというのは、タオルの生地の表面にインクを付着させる手法です。
画用紙に油絵の具を塗るようなイメージをしてもらえればわかりやすかと思います。

 

 
生地を染めていく染料プリントと比較すると、にじみが少なく、文字やデザインなどをシヤープに表現します。

 

 

染料プリントに比べて作業工程が少ない分、比較的低コストでオリジナルプリントタオルを作れます。

 

 

顔料範囲制限プリントのオリジナルプリントタオルも、顔料インクで加工しますが、使用する色と範囲が、工場にもよりますが7色程度までとなります。

 
また、型枠のノリシロが必要となるため、一般の顔料プリントタオルのように生地の端までプリントすることができません。

 
基本的には一般の顔料プリントオリジナルタオルと変わりませんが、神野織物では、お客様に出来る限り低コストでオリジナルタオルを製作していただけるように、あえて、中国産のタオル生地を使用することもあります。

 
中国産のタオルは確かに安価なため、全体的なコストを下げることは出来るのですが、一般的には品質にバラツキがあったり、粗悪なものがあったりするので、長持ちしなかったり、タオル本来の機能を果たさないものがあります。

 
私どもとしては、せっかく作っていただいたオリジナルプリントタオルが、すぐにダメになったり、糸がほつれたりしてしまっては長く使っていただけないので、

 
中国産の中でも信頼のおける工場であくまでもプロのアーティストのライブで販売されているような質のよいタオル生地だけを厳選していますので品質には自信を持っておりますので、安心してお作りいただけます。