from 神野哲郎
吹田1Fの事務所から
この間「なるほどなー」と思うことがあったのでシェアします。
「趣味」というのがあります。
ある方はゴルフだったり、ある方はマラソンだったり、ある方は
楽器演奏だったり。読書とか音楽鑑賞、映画もあります。色々ですよね。
いろんな趣味が世の中にはありますが、その中でもスポーツやお稽古事のような修練が必要なものに限定してお話です。
こういう練習が必要な趣味というのは、結構しんどかったり理不尽だったりすると思いませんか?
例えばゴルフ。
上達するまでに結構時間がかかります。
そしてある程度上達しても、コース上ではやっぱりいろんな試練が待ち構えていたりします。
そもそもあんな長い棒で小さなボールを打つわけですから、理不尽以外の何物でもないですよね。
マラソンもそうです。
走れるようになるまでには結構トレーニングが必要です。
そしてフルマラソン走れるようになってもやっぱりそれはそれで過酷で、42キロなんて人の足で走る距離というよりは、車で移動する距離でしょ。それを人力で走るのだからこれまた理不尽な趣味といえます。
大体、ゴールした時なんかフラフラになっています。
なんにも走らなくても、自転車やバイクなんかは自動車の方がはるかに安全で快適に違いないのに、わざわざ理不尽な手段を選ぶわけです。
ではなぜ、大変なことがわかっているのに、なぜ趣味にハマるのか?
それは「人間はチャレンジした時に達成感を覚える」動物だからだそうです。
もしゴルフがすぐにマスターできる代物で、誰がやっても同じような結果が出るようなものだったら、誰もハマりません。
もしマラソンが自動車使用OKだったら、誰も走りません。
そーなんです。難しいことにチャレンジしたいんですよ。人間は。
自分を過酷な状況に追い込んで、それを克服したいんです。
って、ここまで聞いてほんまかいな??
俺はそんなことないな~楽したいな~って思ってしまったのですが、実際、人間には そういう本質的なものがあるからこそ、これだけ進化を続けることが出来ているのだって話です。
私たちは「楽したい」と口では言ったりしますが、本当に楽になってしまうと相当つまらない人生になるので、またしんどいこと理不尽なことを探してやり始めるそうです。←これこそほんまかいな~って思いますが・・・
ということはですよ、「仕事はしんどい」という状況があるとしたらそれは絶好の「楽しいポイント」だといえるわけですよね。
そうなんです。その人は「楽しい!」のど真ん中にいるのです。
↑いやいや そらないな~
そういう風に考えると、嫌な仕事って存在しなくなりませんか?
ものは考えようです。
事実、世の中の成功者と言われる人たちは、こういうことを知ってて辛い仕事をむしろ楽しんでるそうです。
ふ~~んそうなんや・・・って、この面倒くさい仕事がそうなるか~って思うと、ちょっと気が楽になったように思います。