文 岡 特文 特岡・・・・
手 ぬぐいに使われる生地は一般的に文を使います。
これは20(ニマル)の単糸を使います。もう少ししっかりとした生地がいいな~って時には、特文といって同 じ太さの糸を使いながらがっしり織った生地を使います。
しかし・・・自分の使った感じでは・・使えば使うほど昔から使われている文生地が手ぬぐいには向い ているように思います。
何度も洗っているうちにホント柔らかくなってきてガーゼのような優しい風合いに近づいて行きます。
価格も文が一番安くできますので こっちのほうも良い感じですね。
手ぬぐいとして使うには文がなかなかです。
このあたりは個人の好き嫌いの問題ですが 岡は使い込むと文より腰が無くなるほどしっとりと柔らかくなってきます。
糸が細い分 柔らかくガーゼのようになるようです。ポケットに入れても小さく収まります。
文では岡まで柔らかくはなりませんが適度な腰を残した風合いとなります。
私は文派 子供は岡が良いみたいですね♪
ホント生地には沢山の種類があります。
文と岡の他にも 特文 徳岡 ブロード シャンタン etc・・・
この代表的な生地以外にも同じような糸使いで問屋さんやメーカーが独自の名前を付けて販売することもありますので、それも入れたら数えきれないほど有るのです。
この中から自分の好きな生地を選ぶわけですが一般的な文を中心に もう少し柔らかくやもう少し厚く、もう少し大きく、等の要望をお聞きして生地を選択します。
しかし・・・染まった時の風合いは、また変わってきますから一度作ってから二回目はこの生地三回目はこの生地をと言われることのほうが多いです。