私の友人で三重県に住んでいる川本さんからメールがありました。
「神野さん!オリジナルプリントタオルが飛ぶように売れてましたよ!しかもお客は女子中学生です!」
え?どういうことやなん?と最初よくわからなかったのですが、川本さんの話によるとこういうことでした。
実は今年、全国中学生(いわゆる全中)ソフトボール大会が三重県で開催されたらしく、川本さんは所用でその場に行っていたそうなんです。
するとグラウンド以外のところで、テントと張りのブースが出ていて、大会の記念グッズを販売しており、その中でもオリジナルプリントのタオルが飛ぶように売れていたということでした。
しかも他にボールペンやTシャツ、クリアファイルなどもあったのですが、それには一切目もくれず、中学生たちがタオルをこぞって買っていったそうなんです。
なぜ大会記念のオリジナルプリントタオルがそんなに売れるのか?
そこが知りたくて聞いてみたところ、こういう答えがかえってきました。
「まずデザインが豊富なんです。飾ってあっただけでも20種類くらいのデザインがありました。
それからサイズもハンドタオルからフェイスタオル、スポーツタオル、バスタオルと豊富でしたよ。
女子中学生は「どれにしようか?」と楽しそうに選んでいましたね」って話です!
私の中で大会記念グッズというと、大会の名称とちょっとしたワンポイントデザインくらいの
画一的なものしか思い浮かばなかったのですが、20種類もあると選ぶのにも悩むし逆に楽しいのかも知れません。
なんと中には大会に関する言葉がまったく入っておらず、部活向けの言葉(集中!とか)
だけがカラフルなデザインでプリントされているのもあったようです。
川本さんも実際に手にとってみたそうですが、顔料プリントばかりだったそうです。
顔料プリントの場合、滲みもすくなくシャープな表現が可能です。
また染料プリントに比べて作業工程が少ない分、比較的低コストでオリジナルタオルを作ることが出来ます。
欠点としてはプリント面が少し硬くなること。
それも従来のタオルに比べて、ソフト顔料インクというものを使うので、かなり柔らかくはなっていますが、黒や濃紺などの濃い色ではプリント部分の表面が少し硬くなりがちで、ふかふかの風合いが少し損なわれます。
ただこうした記念グッズの場合、タオルとして使用するよりも記念品的な感覚が強いのできっと大切にずっと保存してくれることなのでしょう。
こういう使い方にもオリジナルプリントタオルの可能性を感じます。