オリジナル手ぬぐい制作 神野織物「和」日記

神野織物代表 神野哲郎のオリジナル手ぬぐいについて綴るブログ

あの人気キャラクターとオリジナル手ぬぐい


 

「ワンピース」という漫画、ご存知でしょうか?

ご存知・・・というよりも、「知っていて当然」なのかも知れませんね。
少年ジャンプに連絡されている漫画なのですが、さすがに私は最近この手の漫画を読むことはないにも関わらず、この漫画のことは知っています。
アニメ化もされていますし、映画にもなっています。また関連グッズやコラボ商品なども数多く存在しています。

この漫画に詳しいスタッフに聞いたところ
「登場人物のキャラが個性的で際立っている」
ところがまた魅力だと教えてくれました。
そして彼女一押しのキャラがプリントされた手ぬぐいを見せてくれました。

なんでも友人からお土産にもらったそうなんですが、
「このキャラ、好きだったよね」ということでチョイスしてくれたんだそうです。

その手ぬぐいは、顔料インクによるシルクスクリーンプリントで作られていました。
シルクスクリーンプリントは、印刷したい文字やデザインを網目になっている
「型」を作り、その網目越しに顔料インクを塗って手ぬぐい生地にオリジナルの柄を
プリントをしていく方法です。

シルクスクリーンの印刷は、顔料を使用するのが一般的です。
顔料の特徴は、紙にプリントするのと同じように滲みが少なく仕上がりますが、プリント面は
若干硬くなってしまいます。でもデザインによっては固くならない方法もあります。この辺りは直接聞いてもらったほうが間違いありません。 0120-941-011にどうぞ~~!

 

染料でプリントする方法も稀にあります。
こちらでプリントをすると触った感じも綿本来の風合いで出来上がりますので柔らかく仕上がりますが、生地にインクを染み込ませながらプリントしますので顔料に比べてボヤッとした感じに仕上がります。また、プリントの後に定着のために高温で蒸したり 洗ったり 乾燥させたりと時間と手間がかかりますので顔料のプリントに比べて高くなります。

このプリントの場合の色使いは、本染めだと使用できる色は3色くらいまでなのですが、シルクスクリーンプリントの場合、7色までの多色刷りが可能となります。

また本染めの場合、基本的に色と色が隣り合わせになる「色ぶつかり」が作りづらく、多色には向いていません。でも、プリントならその心配もなく、色もデザインもある程度ハッキリと表現することが出来ます。

そのキャラクターの手ぬぐいは、水色一色でプリントされていたのですが、通常見かけるキャラクターのイメージとはまた違った風合いで、なかなかいい感じでした♪

和洋折衷といいますか、キャラクター自体は漫画・アニメの物なのでどちらかというと子供っぽくパッとした印象があったのですが、こうやってオリジナルプリント手ぬぐいとして、そして単色で表現するとこんなにもイメージが変わるものなんだなあと改めて感心した次第です。

そうそう。
この雰囲気なら大人が持っていても、全然変じゃないなとも思いました。
大人でも好きなキャラクターとかありますから、さり気にこういう形で持ち歩けるのはなかなかいいもんじゃないでしょうか。