こんにちは神野です。
前回までで、どのようなタオルがいいのか考え、オリジナルタオルに使用するタオル生地のサイズ・プリント方法を決め、納期・価格も決まり、出来上がりの不安を解消するためのサンプルも作りました。
いよいよあとは出来上がりを待つだけというところまでやってきました。
さあ、最後の詰めですが、ここが一番大事なところ。
では、どんな形で出来上がって手元に届くのかというところです。
あなたは、「そんなの1枚ずつ袋に入っているのなんて当たり前でしょう」 って思っていませんか?
実は、産地から我々の手元に届くタオルは10ダース(120枚)単位で袋に入っているのが一般的なのです。。
よくお客さんから言われるのが、「工場に直接お願いして裸(袋に入れない状態)で納品されてきた」「納品後、さて販売しようと思ったら袋に入っていなかった」というものです。
100枚以上のオリジナルタオルを裸(袋に入れない状態)で納品されても…。
自分たちで使うようなタオルでしたら別に問題ありませんが、我々がお願いされるような会社さんは、販売用のタオルが一般的です。
細かいところですが、工場にはっきりと伝えなければ、思ったようにできあがってきません。
もし販売用のオリジナルタオルをお考えでメーカーから納品されてその足で販売したい場合は、1枚ずつ袋に入れる作業を工場に依頼しなければならないのです。
弊社の場合、販売用のオリジナルタオルを作ることが多いので、1枚ずつ袋に入れる作業は、必ずサービスとしてさせていただいておりますが、慣れていないメーカーにお願いすると裸のまま納品されることもままあるようです。
これを避けるためには、しっかりと希望納品形態を工場に伝えることをおすすめします。
1枚ずつ袋に入れるのか、裸で納品したらいいのか、箱入りがいいのか…。
1ケース何枚ぐらい入れて欲しいのか、ダンボールへの記載事項はどうするのか…。
etc…
細かい事ですが、このあたりをしっかりと工場に伝えるのです。
メーカー側から見ると、面倒なことですので、面倒がったり嫌がるようなメーカーさんでは販売用のタオルを作ることに慣れていないということです。
このあたりを注意してメーカーさんを選んでくださいね。
それでは…