あなたは、デザインを作ったはいいけど、このデザインが本染めに向いているのだろうか。
それともプリントじゃないと表現出来ないんじゃないだろうか。
そういった悩みないですか?
実際本染めで作って欲しいとご相談を受け、DATAを拝見するとプリントじゃないと表現出来ないようなデザインもあります。
では、どういったものが本染め手ぬぐいに向いていてどういったものがプリント手ぬぐいに向いているのでしょうか。
あなたはデザインを作る際、何色かの色をつけようと思っていませんか?
まず第一に「色数」があります。
この場合は、ほとんどプリントが適しています。
本染めでも出来ないことはないのですが、一度染めたものを洗って乾燥して巻き直してまた染めるという工程を踏む場合もあります。こうなってくると単価が非常に高くなってきます。
工芸品で販売するには全然問題ないのですが、コンサートなどで一枚ずつ販売する場合は値段の兼ね合いもあってなかなか難しいと思います。
本染めの場合は一色、多くても二色程度で作るのには適しています。
それと色の件で、もう一つ。
色と色とのぶつかったようなデザインはなかなか難しいと言う点です。
例えば水色と赤でデザインを表現している場合、水色と赤がくっついたようなデザインでは本染めは向いていません。
色によっては、くっついたデザインも出来ないことはないのですが、一般的には本染めは出来ないと思った方が間違いありません。
※色とデザインによってはできることもありますのでフリーダイヤル(0120-941-011)でご相談ください。
あなたは細かい線で全体にイラストを入れてみたり細かいデザインをしようと思ってませんか?
それと、大きな問題「デザインの細かさ」です。
本染めの場合は、染料を注いで染めますので必ず滲んでしまいます。
細い線では滲んで消えてしまうこともあります。
全体に色を付けた中に白の細い線を入れる場合では染料が滲んで白いデザインの部分が消えてしまうこともあります。
また、細い点や線では反応しきれず別の色になってしまう事もあるのです。
本染めに適したデザインはどういった物かと言うと、大ざっぱなデザインで色数も少なく線幅は最低2ミリあるデザインです。これと逆に生地全体の細かなデザインの場合は高価になってしまいます。
本染めの特徴とプリントの特徴ですが本染めの場合は、水分の吸収が非常によく使えば使う程馴染んできます。
プリントは本染めと比べ水分の吸収は悪いですが、デザインにはあまり制約がありません。
全体にデザインをつけたり多色でも問題はなく表現出来る。
これがプリントの特徴です。
このあたりを参考にしてデザインを考えてください。
デザインが出来上がってからの変更は辛いので、初めに頭にいれておいてください。
本染め手ぬぐいの触った感じや使い込んでいくに従って表れる風合いはプリントでは出せない味があります。
私も今までハンカチすら持ち合わせいなかった男ですが本染めの手ぬぐいを持つようになって、いつもポケットに手ぬぐいを入れています。
この本染めのやわらかさ温かさを味わってもらいたいのです。
→ 本染め手ぬぐいを製作されたお客様の声
PS.そんな面倒な事考えられないよ…ってあなた。
こちらのフリーダイヤル(0120-941-011)かメールでお問い合わせください。
出来上がったデザインを添付いただければすぐ判断致します。